山本 亜里沙
スタイリスト歴5年、千波店勤務。ボブスタイル、髪質改善トリートメントが得意です。お客様のお悩み、なりたいスタイルを細かく聞きながらカウンセリングさせていただきます。一緒に理想のスタイルを作りましょう♪ぜひお待ちしております!
ホッとできるようなお声がけや接客を心がけています。
Q.なぜ美容師になろうと思ったのですか?
高校卒業後の進路として大学進学も考えましたが、どうしても自分が大学で学ぶ姿が想像できなくて、よく考えた末に、自分が一番興味があるのは、美容とファッション、学校に行くなら好きなことを学ぼうと思ったのが美容師を目指そうと思ったきっかけでした。そうと決めたら学校選び。もともと進学するなら地元の茨城を出たいと思っていたので、水戸市の専門学校が候補になりました。美容師になるなら、「地元で働きたい」という夢と、学校見学に行った時の校風が自分に合っていると感じ、水戸ビューティーカレッジ(水戸市浜田・八文字学園)に決定しました。
実際入学してみると、美容師免許を取得するための学科や実技など、とにかく覚えることが多く、たくさん勉強しました。途中、挫折しそうなこともありましたが、同級生は全員美容師になるという同じ夢を持った仲間。気の合う友人も出来て、一緒に練習したり、励まし合ったりして、国家試験に向けて意識を高めながら、充実した毎日を過ごしました。大変でしたが非常に有意義な2年間だったと思います。
Q.入社したときはどんな感じでしょうか?
卒業後は進路指導の先生の勧めによってエルベに就職しましたが、美容師免許を持っているからといって、すぐにお客様の髪をカットできるわけではありません。私の場合、2年間は会社の組まれたカリキュラムをこなし、基礎が身についた時、スタイリストの仲間入りを果たしました。始めは朝の始業前1時間を遣って先輩美容師や社長に技術やマナーを教わります。カットやパーマなど技術面はもちろん、お客様に雑誌(現在はコロナ禍のため、雑誌の提供は休止しています)や飲み物の渡し方などを学ぶ「ご案内」と呼ばれる接客のカリキュラムもあります。カリキュラムごとに行われるチェックに合格できなければ次のステップには進めないので、すごく努力しました。けれども、その分スタイリストとしてデビューしてからは楽しいことだらけ。何より自分のスキルアップに時間を使えることが嬉しかったですね。また、エルベのいいところは夜遅くまでの居残り練習がないということです。専門学校時代の同期と連絡を今も取り合っていますがお店によっては夜中の23時とかまで練習しているみたいなのでそれはちょっと嫌だなと思います。
Q.あなたが目指すスタイリストとは?
今では好きなことも苦手なことも出来るようになりましたが、専門学校時代は課題で決められたことにするのが嫌なこともありましたが、お客様はこちらの考えていることとはまったく反対のヘアスタイルを望むこともあります。そのときに自分の好き嫌いはあまり関係なく、お客様が望むヘアスタイルを仕上げられるのがスタイリストとしての責務だと思います。
専門学校時代のヘアーショーは仲間と共に企画を考えたり、モデルを決めたり、ヘアスタイルをどうするかなどの制作工程がすごく楽しかったのは事実ですが、結局は自分たちがこうしたいというヘアスタイルを作るだけになっていた気がします。確かにそれは楽しくいい思い出にもなっていますがお客様から料金を頂くにはやっぱりお客様が求めるヘアスタイルを作ってこそだと思います。そのためにはエルベに入社して意識が変わりました。とはいっても、先輩スタイリストが丁寧に教えてくれるので心配はまったくなかったです。怒ってばっかりの怖い先輩はいないですし(笑)。
Q.エルベを目指す人にアドバイスは?
ただ漠然と美容師になりたいという人でも全然構わないと思います。お客様を綺麗にしたいとか、或いは単に美容の仕事が好きだからという理由だけでまったく問題ないと思います。まずはあまり堅く考えずに、なんとなくよさげな美容室だからここで働いてみたい、そんな理由でもいいと思います。先輩たちに付いて働いているうちに少しずつこういう美容師になりたいという意識が生まれればいいのかなと思います。とにかく必要なのはポジティブに考えることです。そして分からないことがあれば先輩に聞いてみる。こういうふうに仕事に取り組めばきっと一人前のスタイリストになれると思いますよ。